手術②脇の下の皮膚を切り取って縫い合わせる
脇の下の皮膚を切り取って縫い合わせる切除法
脇の下の毛の生えている部分、つまりアポクリン汗腺があると考えられる部分の皮膚を切り取って、縫い合わせるという手術です。これは古くから用いられてきた方法で、皮膚を切り取るのですから確かに効果は大きいといえるでしょう。ただ、傷跡が大きく、皮膚がひきつれるといったケースが少なくありません。そのため。現在より傷跡が小さく患者の負担も少ない剪除法が行われることの方が多く、切除法はあまり行われていません。
とはいえ、全く行われていないというわけでもなく、たとえば「他の手術を行ったけれど効果がなかった」といったケースなど、皮膚を切り取ることで改善することもあるのだとか。この切除法と剪除法のふたつの手術は保険が適用される手術なので、費用は3割負担ですみます。