病院での治療②飲み薬を処方してもらう
飲み薬で汗を止める効果も
脇汗に悩む人にとって、内服薬による治療も脇の汗を抑える方法のひとつです。
脇の汗のなかでもエクリン腺は交感神経支配を受けています。そのため、交感神経の神経終末から分泌されるアセチルコリンという神経伝達物質を阻害するコリン受容体拮抗薬(抗コリン薬)を飲むことで汗を抑えることができます。
ただ、この薬は効果の出る人と出ない人がいるうえ。全身の発汗を抑えるので体が火照ることがあります。効果が出る人の場合は、服薬から30分~1時間程度で効果が出て、4~5時間程度汗を抑えることができます。汗を抑えるためには、薬を飲み続けなくてはならないところがデメリットといえそうです。