ワキガの原因は?
生活習慣や食生活、ストレス、遺伝などが原因
脇に汗をかきやすい人、特に、脇がニオイやすい人の原因はいくつかあります。まずひとつは生活習慣や食習慣の乱れです。徹夜をしたり寝不足が続いたり、ストレスがたまったりすると体臭が強くなる傾向があります。また、脂っこいものや肉ばかり食べていたり、過度な飲酒や喫煙をしたり、といったことも体臭が強くなる原因のひとつ。このような生活を続けていると、ワキガを発症するリスクが高くなります。
もうひとつは遺伝的な要因です。統計的にみると両親がワキガだと、その子どももワキガになる可能性が高くなります。もうひとつが性ホルモンの働きによるもので、思春期にともなって性ホルモンが分泌されると、アポクリン汗腺の働きを活性化し、ニオイを発することがあります。つまり思春期前にはワキガの症状はみられないことがほとんど。なお女性の場合は、妊娠や出産、月経などの性ホルモンの影響を強く受ける期間に、一時的にワキガの症状が出る場合もあります。