病院での治療③ボトックス注射をしてもらう
汗腺の周囲の筋肉に働きかけて汗を止める剪除法
脇汗の分泌を減らす方法のひとつとして、ボトックス注射があります。ボトックス注射といえば、ボツリヌス菌毒素を原料としたもので、美容整形などでもよく使われます。
このボトックスを脇の下に注射すると、汗腺の細胞の周りの筋肉に作用して、汗を作らせないようにしてくれます。アポクリン腺からの汗の分泌を少なくすることでワキガの臭いは起こりにくくなるとされています。
治療時間は5~10分程度で、1回の注射で4~9か月効果が持続するので、年に1~2回程度の治療で汗を抑えることができます。また、脇の下のボトックス注射は、保険適用になる場合があるので、費用については医師に相談してみましょう。